2007年05月19日

『真太陽-マティダ-』収録曲解説[04]

『真太陽-マティダ-』収録曲解説[04]


下地暁本人によるベストアルバム『真太陽-マティダ-』収録曲解説[04]

「風のあやぐ」 [M-10]
~アルバム「TAME TUNNEL」角松敏生 1999年1月21日 BMGファンハウス発売

もともと、角松敏生のアルバム「TAME TUNNEL 」の中に収録されていた曲を、下地暁名義で沖縄限定発売。ダイビングでよく宮古島に来ていた角松氏が、ダイビングショップの方々と僕のライブを見に来ていただき、その後の酒の席で話していた事が歌になりました。普段酒の席での話は社交辞令的でほとんど実現しませんが、角松氏はしっかり覚えて下さり、心も体も清らかな風に包まれるような、海に向かって祈るようなこの曲を持って宮古島に来ました。その出会いが今も続き、多くの「縁」を作って頂いています。


「いのちのはな」 [M-11]
~アルバム「いのちのはな」大城友弥 2006年7月19日発売

大城友弥に提供した曲をセルフカバー、このアルバムの中で唯一初レコーディングの曲です。いつの時代も親から子へと生命も心(魂)も繋がっていくもの、産んでいただいた生命を大切にしたいものです。


「シュラーヨ」 [M-12]
~アルバム「僕の島」収録曲 2004年3月30日発売

この歌を創るきっかけは多良間島出身の知人に父の事を歌にして欲しいとの話からでした。知人の思う父と、母を思う自分の気持ちが重なり書いた歌です。いくつになっても親は親、子どもは子ども、歳を重ねる度に親の気持ちが分かってきたような気がします。今は子どもの成長を見守る立場、いつか父親の立場で歌を作りたいそう思うこの頃です。


ベストというと大半が従来の音源を使用しリリースしますが、15年間の節目とし、また新たな気持ちで活動して行きたいそんな思いで全曲アコースティックバージョンでリアレンジしました。
まだまだ“んつなか”=“道の途中”多くの方々に支えられここまで来たことに感謝し、また誇りにしながらこれからもふるさと宮古島に心の根を張りひとつひとつ取り組んでいきたいと思います。
いつかあなたの住む街でもライブが出来る事を夢見つつ…タンディガ~タンディ(ありがとうございます)
                                   アイランダーアーティスト 下地 暁


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Posted by Lagoon Music Co.Ltd. at 12:00 │下地暁からのメッセージ